修論日誌 -2-

東証ショック
今日の東京市場は急反発,どうやらライブドアショックは終わったらしい.が,売買停止に追い込まれた東証ショックは相変わらずである.
偶然にも昨年の東証会社説明会のときのメモが見つかった.それによると,東証のシステムについて,「多くの取引を瞬時にやり取りするため安定性が重要だ」「絶対落ちてはいけないシステムである.落ちれば世界のマーケットと勝負できなくなる」と説明してもらった.しかし実際には,その東証のシステムの容量不足によって取引停止にまで追い込まれてしまった.
その説明会では次のようなことも言っていた.「投資家のニーズにあった情報に加工して提供する情報系のシステムに注力したい」と.しかし,増強すべきものは情報系のシステムではなく売買システムのほうだった.この時点で既に予測を見誤っていた.
「小学生にも株売買に興味を持ってもらうようなイベントの開催」で取引数を増やすという方針自体は間違っていないが,取引の増加に耐えられないインフラの上ではこれらの施策は何の意味も持たない.
「企業のディスクロージャーの支援を行っていく」とも言っていたが,ライブドアのような粉飾に対する対応はどうなっていたのだろうか.
「取引所の上場を目指す」とも言っていたが,いまやその話も”露とおち 露と消えにし 信用かな 上場のことも 夢のまた夢”といったところか.

コニカミノルタがカメラ事業・フォト事業から撤退
カメラ事業って中核事業だったのでは? 4月からの内定先でも業績悪ければ事業ごと切る捨てられるかもしれません.この業界は戦国時代ですからね・・・もう大企業だから安泰なんて時代は終わりました.


修士論文進捗状況

研究室でももっとも遅れている一人なのですが,きっと何とかなりますよ.

  • プログラム実装: 75%
  • データベース: 50%(プログラム作成に最低限必要なところだけ入力)
  • 評価: 0%
  • 論文: 0ページ
  • 今日やったこと
    データベースを旧フォーマットから完全移行完了.現在,プログラムの実装を再開.