東北関東大震災

復興した神戸三宮

東北関東大震災から5日、連日被災地から届く、同じ日本だとは信じられないような光景に唖然としています。小学生時代を過ごした仙台市や2年前の今頃に旅行した福島県がこのようなことになりショックを隠しきれません。

今自分が住んでいる神奈川のスーパは買占めで生活雑貨まで底を尽き、ガソリンも品薄となっていますが、しかし、被災地はそれとは比較にならないほど厳しい状況になっていて、今も餓えや寒さ、放射能の脅威と戦っています。

福島第一原発では未だ原因不明の事象の多発で国、原子力安全・保安院東京電力からの情報が錯綜するなど明日の今頃の原発の状況もわからない不安定な状況となっていて、東京からの退避勧告渡航自粛を勧告する国々も増えてきましたが、このような状況に動揺しても何もプラスにならないのもまた事実です。

今は自分にできること自分にしかできないことを、それぞれの立場で精一杯頑張ることが被災地のためになると思っています。

自分がSEとして保守をしている情報システムの中には、被災地内にあるデータセンタで稼動する流通系システムや電子決済系システムもあります。度重なる回線障害や余震によるハードウェア故障などと連日戦っていますが、このシステムを止めないで動かし続けることが日本の流通を動かし続けることにつながり、それにより被災地に少しでも物資が届けられると信じて、明日も戦い続けたいと思います。

一日でも早く安心して暮らせる世界が戻ってくることを祈っています。